東京都渋谷区幡ヶ谷にある清岸寺をご存じでしょうか?
本堂の奥には煌びやかな本尊阿弥陀如来や観音・勢至両菩薩などが祀られており、広々とした立派な寺院です。
本記事では、東京都渋谷区幡ヶ谷にある「清岸寺」の概要や特徴についてご紹介します。
東京都渋谷区幡ヶ谷にある清岸寺の概要
東京都渋谷区幡ヶ谷にある清岸寺とはどのような寺院なのでしょうか?
概要としては、1640年(寛永17年)に専蓮社覺譽呑了上人によって創建された寺院です。
清岸寺は正式名称「法界山不断院清岸寺」といいます。
創建当時は参宮橋の南側に位置していました。
しかし、明治42年のことです。
しかし明治42年には、代々木錬兵場が寺院の敷地内に設置されることとなり、陸軍省に買い取られる事態となりました。
ちょうどその時、現在の幡ヶ谷にある「法界寺」に住んでいた僧侶がいなくなり荒廃してしまったため、場所を移し合併するに至ります。
以上の事柄により、2つの寺院の名前を取り「法界山清岸寺」と改称されたのが、名前の由来です。
交通案内は以下のとおりです。
●所在地:東京都渋谷区潘ヶ谷2-36-1
●アクセス方法:京王線「笹塚駅」・京王新線「幡ヶ谷駅」より徒歩約6分
東京都渋谷区幡ヶ谷にある清岸寺の特徴
東京都渋谷区幡ヶ谷にある清岸寺はどのような特徴があるのでしょうか?
本堂や百万遍吊り大数珠について解説します。
清岸寺の本堂
本堂が金の装飾で煌びやかで、絵画もあしらわれています。
これは当時のものではなく、昭和26年に改築されたときに造られました。
ことの発端は昭和20年5月のこと、東京大空襲により過去帳をのぞいた建物が残らずすべて消えてなくなってしまいました。
そのため、千葉県岩井町にあった大きく立派な民家を移し、清岸寺として活用しています。
百万遍吊り大数珠
清岸寺の本堂には、おおきく立派な数珠があります。
仏教では、阿弥陀仏のお名号を100万回唱える「百万遍念仏」が修行として伝わっています。
しかし、おこなうのは難しいため、お参りの際は変わりに「なみあみだぶ」と唱えながら、百万遍吊り大数珠をゆっくりと回しましょう。
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まとめ
東京都渋谷区幡ヶ谷にある清岸寺は、1640年に参宮橋で専蓮社覺譽呑了上人によって創建されました。
しかし、陸軍省に買い取られることとなったため、幡ヶ谷にある法界寺と合併・移設がおこなわれました。
本堂は煌びやかで、百万遍吊り大数珠が特徴的な施設です。
近くにお住まいの際は、参拝してみてはいかがでしょうか。
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